『花笑み』

聞いてくれ。僕はきみのためなら死ねる。僕は君を愛すために生まれた。君のための人生だった。君の居ない世界では生きることも戦うことも。君なしじゃ、空が綺麗だと感じることも。夜眠りに就くことも。朝目が覚めることも。また、立ち上がることも強くなることも。君なしじゃあ、きっと出来ない。君なしじゃあ、生きていけない。生まれ変わっても必ずまた君を捜すから、僕を殺して。

0コメント

  • 1000 / 1000

中秋、午後𝟓:𝟎𝟎の潜熱