『落照』

【帰宅!お風呂入ります】の通知を見て、今日は眠過ぎるから早く寝ようと早々に布団に入って寝る気満々だった気持ちを引き留め。そういや、今日昼間にも『あ、もしかして今日電話する日じゃなかったっけか』と思い出しては忘れてを二、三度繰り返していた事を思い出した。いつも、仕事前日は早寝しようと心掛けていて(まあ、早寝出来たことも少なければなんならいつも夜更かししているのだけれども)。お風呂上がるまでに始められそうなら先に!といつもの如く先に二人で始まる電話もおなじみの光景で。『もしもし〜』と俺にしては近しい“もしもし”の単語に、電話越しではあるけれどかな〜りへらへらしていた。こんなに短期間で二回も電話が出来て、久しぶりの三人での電話。相変わらずの、無言の時間も。相変わらずの、俺と彼との怒涛の報告会(ただの黙々と駄べるだけの時間)。その間の、彼女の沈黙の時間も。『え?生きてる?』って生存確認することも。なんにも変わらない事にほっと一息つけることも、俺にとってはずっと変えられない、変えたくないかけがえのない場所で、大切な人たちで、大好きな、もうひとつの家族みたいなもの。悪ノリで『もしかしたらさ、俺ら上辺だけかもよ』なんて言うとこにも、『え?それまじだったら俺泣くよ??』なんて言うのも。冗談だからこそのやり取り(だと俺は信じたい❗)。そうそう、やっとね、念願叶っての三人での逢瀬。このご時世だから、かなりの顰蹙はあれど会いたいんだから仕方が無いし、会えるなら会いたいし、といった感じ。仕事終わりだろうと、昼間くらいから会えるとしても、何でも。俺にとってはきっと、ずっと大切にしていくかけがえのない時間とかけがえのない日になるんだろうなと。今から待ち遠しい、大切な二人との時間。永遠に大切にしたいな、たくさん笑えた、いつもね、いつもありがとう。

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中秋、午後𝟓:𝟎𝟎の潜熱